みずほホールディングスの株価はここ5年ほど100円から200円を少し越えるあたりのレンジで推移しています。
アベノミクスでの日本株の上昇が見られる中、みずほホールディングスは数十円上がった程度です。
日本の3大メガバンクの一つでありながら、どうして株価はあまり値上がりしないのでしょうか。
その理由とは発行株式の数です。
現在みずほホールディングスの発行株式数は250億株ほどあります。
これは国内の企業の株式数のトップです。
2位の三菱UFJフィナンシャルグループは140億株、時価総額トップのトヨタ自動車で34億株なのですから、みずほホールディングスの発行株数がいかに多いかがわかります。
では何故これほど大量に株式を発行しているのかですが、これはバブル崩壊以後の金融危機とリーマンショックによる金融危機によるものが大きいです。
特にリーマンショック以後で見てみると、2009年に約43億株、2010年に約60億株を発行しています。
つまり、2009年以前に比べてこの1年間で発行株式数が倍になったということです。
短期間でこれだけ大量の株式を発行すれば一株あたりの利益が希薄化し、そのたびに株価は下がっていきます。
そして、株式を大量に発行すれば株主の数も増え、現在では上場企業で1、2を争う多さです。
ですから、株式の数は多い、株主の数は多い、これらにより一旦下落した株式が値上がりするには相当多くの人が購入しなければならないということになります。
ただし、ここ1年ほどでは徐々に値上がりの傾向にあります。
それはNISAです。
みずほホールディングスは配当が3%を超えることから魅力が大きいということで、現在NISAの保有残高はトップになっています。
これらが株価の下支えになっているので、出遅れ株として見直されており、今後の値上がりにつながっていきます。